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コーヒー親父に続き、シリア・パルミラで再度事件が起こった。
アレッポ→パルミラに無事到着。
パルミラには遺跡のみの目的だったために一泊二日の予定でした。
バスを降りると、辺りには何も無い・
なぜか 中東のバス停は市街地からやけに遠く、必ずタクシーかセルビスに乗らなければならない。
さっそくタクシーの運転手が日本人と分かったのか、声をかけてきた。
その名は『鈴木たかし』。かなり怪しい。
誰かに書いてもらったのか、動くのか分からないようなタクシーのフロントには『鈴木たかし』とダンボールにでっかく書いたものが飾られていた。
鈴木は100パーセントのシリア人。
なぜこの名なのかは分からないが、安心させるためか サッカーの中田選手が旅をしていた時にホテルに残したという、紙を見せてくれてた。
そして市街地までの料金を聞いてみると、50シリアポンド(100円)。
高い!とかなり粘った結果、5シリアポンド(10円)までになった・・
中東は現地人価格と観光地価格が必ず存在し、特に日本人にはあり得ない金額を提示してくるので注意。
現地価格にするのは並々ならぬ交渉力が必要だし、せっかく旅行にきているので それに近い金額にするだけでも十分だと思います。
鈴木に市街地まで送ってもらい、歩き方に載っていた宿に着き、屋根部屋しかないということだったが、一泊の予定であったし仕方なくそこに決めた。
そしてこれが屋根部屋。一泊500円程度。
クーラーが付いていなかったので夏は灼熱だと想像すると恐ろしかった。
宿の屋上からの景色。
砂漠に囲まれた、砂 一色の殺風景な田舎町でしたが、
女の子達はカラフルにオシャレしてました。
そして夕飯を食べた後、ちょっと寒気がしてきたので宿で休むことに。
その後、熱がでてきて 体温計で測ってみると39℃・
風邪だと思い、薬を飲み、宿の延長をお願いした。
その夜から 嘔吐・腹痛にうなされ、風邪+食あたり的な感覚だった。
今まで体験したことがないような 胃を握り潰されるような痛みだった。
2日間安静にし、薬を飲んでいたが大から小が一時間に一度毎晩うなされた。
さすがにこれは限界だと思い 医者を呼んだ。
医者が30分後に来ると聞いていたが、なかなか一向に来ない・
3時間後やっと来た。
英語もまともに伝わらない中、今まで食べたものや今までの経緯を詳しく説明した。
原因は食中毒だったらしい。その処方として、お尻に2度注射をしたがこれが死ぬほど痛かった。
そして丸3日間 何もできず、遺跡にも外にも一歩も出ることができなかった。
鏡を見ると 顔が今まで以上にこけ、体重を量ってみると4kg痩せ、無駄な肉が全くなり生気がなくなっていた・
4日目にして注射と薬が強かったのか、だいぶ直り次の日には歩けるまで回復した。
看病をしてくれた方々ありがとうございました。
明日はパルミラ遺跡に行きたいと思う。
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