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ついに行ってきました!!
『最後の晩餐』
世界遺産も登録されている『最後の晩餐』はレオナルド・ダ・ヴィンチ作で、ダヴィンチが生涯に手がけた壁画のうち、現存する唯一の作品です。
サンタ・マリア・デレ・グラツィエ 聖堂修道院食堂の装飾画として1498年に制作されました。
これがサンタ・マリア・デレ・グラツィエ 聖堂修道院。
これが『最後の晩餐』。
最後の晩餐は撮影禁止・厳重な警備の中、20人のグループになり15分という限られた時間での鑑賞となります。
食堂に入ると最後の晩餐が壁一面に描かれていました。
吸い込まれるように15分間ずっと見とれていました。
自分は絵には詳しくもなく、ダヴィンチにもあまり興味はありませんでしたが、最後の晩餐には何か惹かれるものがあり、このブログのタイトル画面やデスクトップの絵も最後の晩餐を使用し昔から好きな絵の一つです。
実際にイタリアに来て、ダヴィンチの絵や博物館を見ることにより ダヴィンチの凄さが少し分かったような気がします。
ダヴィンチは自分の絵を理解できるのは数学者しかいないと言っていたそうです。
『最後の晩餐』もまた、計算し尽くされた壁画だそうです。
『最後の晩餐』は12弟子の中の一人が私を裏切る、とキリストが予言した時の情景で、
イエスが十二人の使徒に対し『この中に私を裏切るものがいる』と、裏切り者を指摘する、
劇的な要素での登場人物の複雑な心理描写に重点が置かれています。
伝統的に赤い服に青いマントとされていたキリストは、伝統に倣った容姿で中央に三角の構図で描かれ、3人一組となった弟子はそれぞれ台形の構図でキリストを囲むように描かれています。
遠近法、背景、弟子の表情、手の動き、目線、配色、構図など、あらゆる点で中央のキリストに注目が集まるよう工夫がされています。
完成後、食堂が馬小屋として使用されたことで湿気に晒されたことや、ミラノは2度大洪水に見舞われており、壁画全体が水浸しとなったこと、第二次大戦での建物全壊(奇跡的に壁画は無傷)などが重なったことによって、壁画として保存状態が悪かった期間が長かったそうです。
制作当時に奇跡の絵画と呼ばれたが、以上のような経緯から、現在では存在自体が奇跡だと言われています。
ちなみにこれはダヴィンチ以外の人が書いた、他の教会や博物館にあった他の人が書いた最後の晩餐の壁画です。
やっぱりダヴィンチの最後の晩餐はすごいなぁ
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