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プラハ→ウィーンに到着。
ウィーンは音楽の都とも呼ばれ、モーツァルト・ベートーベンらが活躍した舞台でもあります。
初日は、ウィーンの顔でもあるシュテファン寺院とペーター寺院に行ってきました。
シュテファン寺院は12世紀に着工し、300年もの長い歳月をかけて建設されたオーストリア最大のゴシック教会です。
塔の高さは137mもあり、寺院の中では世界3位の高さを誇っています。
あのモーツァルトの結婚式が行われた寺院としても有名です。
ウィーンのオペラ座や教会では毎日コンサートが催されています。
ここシュテファン寺院もコンサートがあるというので予約しました。
夜8時半~10時までの90分間。
コンサートというと敷居が高いイメージがありますが、25ユーロとわりと庶民的で、
服装はスーツか? と聞いてみるとそのままの服装でOKと言う事でした。
夜の教会に入るのは初めてでしたが、やはり教会独特の雰囲気がありました。
その薄暗い教会の中、光輝くシャンデリアが夜の冷たい空気を和まし、昼間とは少し違った神聖なる空間が夜の教会にはありました。
教会で音楽を聞いたのは初めてでしたが、これもまた教会と絶妙な調和をなしており、このコンサートに行った事によって教会の本質が見れたような気がします。
今まで教会を『見る』ことのみでキリスト教という文化に触れる事ができると考えていましたが、それは間違っていました。
紀元前から近代に至るまで、教会を中心にして礼拝やコンサート、そしてウエディングと様々な文化がそこで発展していったのです。
教会は映画で見るようなお祈りを確かにしています。しかしそれ以上に教会は重要な意味をなす建物だということを改めて知ると共に、これからの教会の見方を変えるいい体験ができました。
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